漫画家の仕事

○ 漫画家の仕事内容

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現在では漫画家の活躍できる場は広がってきています。漫画雑誌は、少年向け、少女向け、青年向け、大人の女性向け、主婦向け、ビジネスマン向け、アニメファン向けなどさまざまなジャンルがあり、それぞれ異なる能力やセンスが要求されています。
漫画雑誌以外でも企業の広告、教材での仕事もあり、たとえば広告では商品を魅力的にみせるための漫画を描くコピーライターとしての能力も要求されます。もちろん、海外でも日本の漫画文化は注目の的なので、海外にむけた作品を描くグローバルな作家も増えています。ゲーム、アニメなどのキャラクターデザインを任せる漫画家も多くいます。
自分の作風、好みに合わせた活躍の場を見つけることが学生時代では大切です。

○ 漫画が出来上がるまでの流れ

漫画家の仕事は、大きく分けて5つの工程に分かれています。
【プロット】
まずは大まかなアイデアを(例えば、筋書き・構想など)落とし込み、編集者と打ち合わせをします。 プロの漫画家の場合はまずは大まかなアイデアをプロットにして担当編集者に見せ、アドバイスを受けながらブラッシュアップします。その段階では単なる企画すぎないのですが、担当編集者は作品に企画段階から関わるというわけです。その後、ネームといってコマ割りをするのですが、それも随時担当編集者のアドバイスを受けながらになります。次に実際下描きし、ペン入れとしていくのですが、絵の技術だけではなく、いかにおもしろく見せるか、キャラクターを魅力的に見せるかも重要なポイントになっていきます。このように漫画家には幅広い能力が必要なのです。

○ 漫画家と編集者、アシスタントとの関係

漫画家にとって編集者は、良き指導者であり、パートナーであり、読者の代表ともいえます。漫画家は同人誌や自費出版でない限り、まずは作品を編集者に認められなければプロにはなれません。編集者、出版社としても、ヒット作を生み出す優秀な新人を常に求めていますので、漫画専門学校にも訪れ新人の発掘を熱心に行っています。まずは自分の可能性を認めてくれる担当者を見つけることが大切なので、これはと思う出版社に作品を持ち込んだり、賞に応募したりしなくてはいけません。
アシスタントは、漫画家の作画の作業を漫画家の指示通りに手伝います。アシスタントにはある漫画家の手足となって働く専業として仕事をしている人、漫画家へのステップアップのために修行として仕事をしている人がいます。専業にしている場合は、月給や年棒制で社員のように働いており、収入も多めです。修業中の場合は時給のケースが多く、単価は専業よりは安価ですが、それでも多くのことが学べるのでメリットが多いです。

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